HUIONから、「24インチ」という大きなサイズで、かつ「4K」の液晶タブレット「Kamvas Pro 24 (4K) 」が登場しました。
Amazonでは9月15日から販売予定で、現在予約受付中です(2021年8月現在)。
本体にはショートカットキーがついていないため、片手キーボードがセットになっています。
Kamvas Pro 24 (4K)概要
価格 | 約166,999円 |
---|---|
サイズ | 23.8インチ |
画面解像度 | 3840 x 2160 |
筆圧レベル | 8192 |
色域 | 140% sRGB / 97%NTSC |
反応速度 | 266PPS |
傾き検知 | 〇 |
Kamvas Pro 24 (4K)の良い点
4K
via:HUION公式ストア
画面解像度が「3840×2160(4K)」なのが最大の特長です。
解像度が高いと、細かい部分まで精細に表示できます。24インチという大きな画面で、精細に絵を描きたい人におすすめです。
10億7000万色
via:HUION公式ストア
量子ドットテクノロジーを搭載しており、その色数は10億7000万色にも達します。
HDRテクノロジーを使用
HDR(ハイダイナミックレンジ)テクノロジーを採用しています。
HDRは、明るい部分が白く飛んでしまったり、暗い部分が黒くつぶれてしまったりすることなく、肉眼で見たように表現する技術です。
色域率
色域率は「140% sRGB / 97%NTSC」で、非常に高い色域率を誇ります。
アンチグレアガラス
via:HUION公式ストア / Amazon
スクリーンにはアンチグレアガラスがスクリーンにシームレスに取り付けられています。
これにより、スクリーンの透明度を高め、視差を減らします。さらに、アンチグレアガラスは、反射を効果的に軽減するだけでなく、紙のような描き心地をもたらします。
HUION改良版ペンPW517を使用
via:HUION公式ストア / Amazon
ペンは、改良版ペンPW517を使用しています。
このペンは、従来に比べると揺れが少ないのが特徴です、また、ペン先の沈み込みの改良および感度のアップによって、紙に描いているときと同じ感覚での作業を実現させています。
スタンドが付属
一体型のスタンドが付属しているため、別に購入する必要はありません。
複数のインターフェース
HDMIポート、DPポート、USB-Cポート、3.5mmヘッドフォンジャックを備えているので、デスクトップパソコンやノートパソコン、Mac、そしてスマートフォン(Androidデバイス)などに簡単に接続できます。
さらに、USB-C to USB-Cケーブルが付属しているので、データをPCまたはAndroidデバイスからデジタルディスプレイに簡単に転送できます。
Wacom Cintiq Pro 24とKamvas Pro 24 (4K)との比較
同じ性能の製品(Wacom Cintiq Pro 24)とKamvas Pro 24 (4K)を比較してみました。
製品 | Wacom Cintiq Pro 24 (タッチ機能なし) | Kamvas Pro 24 (4K) |
---|---|---|
価格 | 約229,950円 | 約166,999円 |
サイズ | 23.6インチ | 23.8インチ |
画面解像度 | 3840 x 2160 | 3840 x 2160 |
筆圧レベル | 8192 | 8192 |
色域 | 99% Adobe RGB | 140% sRGB / 97%NTSC |
反応速度 | - | 266PPS |
傾き検知 | - | 〇 |
スタンド | 〇 | 〇 |
アンチグレアガラス | - | 〇 |
値段はWacomのほうが数万円高いですね。
ほかに、色域率は若干Wacomのほうが高いです。あとの性能はそれほど変わらないか、Kamvas Pro 24 (4K)のほうが高い印象です。
また、Kamvas Pro 24 (4K)のほうは片手キーボードが付属しているというのも特徴です。
まとめ
Kamvas Pro 24 (4K)は、最新鋭の技術を駆使した液晶タブレットといって良いでしょう。
4Kをはじめとして、量子ドット、HDRテクノロジー、アンチグレアガラスなど、最新の技術が惜しむことなく使われています。
片手キーボードが付属しているというのもポイントが高いです。
24インチという大画面で、精細な絵を描きたい人にぴったりです。