「XENCELABS ペンタブレット 」は、まだあまり知られていない新しいペンタブレットのブランドです。
開発にはワコムの元スタッフも参加しており、一部ではワコムを超えたとも言われています。
私も実際に使ってみましたが、かなりおすすめです。ちなみに、最新版の「XENCELABS ペンタブレット Medium バンドル SE」を実際に使用してみたレビューは下記です。
そこで、「XENCELABS ペンタブレット」を紹介します。
XENCELABS ペンタブレットの良い点
人間工学のデザイン
人間工学に基づいたデザインが施されています。
端の部分は滑らかで、下部に向かって厚みが徐々に薄くなります。そのため、描いている手を休めやすい作りになっています。
2本のペンが標準装備
「スリーボタンペン」と細めの「スリムペン」の、種類の違う2本のペンが標準で付属しています。筆圧レベルは8192で、傾き検知付きです。
スリーボタンペンは3つのボタンがついた太めのペン、スリムペンは2つのボタンがついた細めのペンです。どちらも反対側に EMR eraser(消しゴム)がついています。
この2本のペンが、まるで筆箱のような大きなペンケースに、替え芯などと一緒に入っています。
約1万円のワコムのプロペンが標準装備されているとイメージしても良いかもしれません。
Xencelabs クイッキーズリモート
「Xencelabs クイッキーズリモート」という、ショートカットキーリモートがオプションとして出ています。
ダイヤル機能によるズームやブラシサイズの調整などが行なえたり、アプリごとに最大40種類のショートカットを作成できます。
セットアップが簡単
セットアップもガイド付きでとても簡単です。接続されているすべてのデバイスが自動的に検出され、美しいインターフェースに読み込まれます。
このインターフェースを使って、タブレット、ペン、クイッキーズリモートのすべてを思いのままにカスタマイズすることができます。
XENCELABS ペンタブレットの気になる点
付属のドングルを使用する必要あり
ワイヤレスの場合は、付属のドングルを使用する必要があります。メーカーによると、これにより遅延を減らし、安定した接続を確保することができるそうです。
タッチ機能はない
タッチ機能はありません。
値段がややお高いかも
低価格ペンタブレットの中では、少し高い印象を持ちます。
まとめ
元ワコムスタッフが開発に関わっているということもあり、本格的なペンタブレットです。
特に、プロ志望やプロの人向けの製品だと思います。
異なるペンが2本付いてきたり、別売りの高性能のクイッキーズリモートなどが特徴です。