XP-Penの最新の21.5インチの液晶タブレット「Artist 22セカンド」を紹介します。
どこか抜きんでた部分はありませんが、性能と価格の点でバランスが取れているのが特徴です。
XP-Pen「Artist 22セカンド」の良い点
色域率が広い
色域率はAdobe RGBで90%と、同様のタブレットの中でも広い数値です。
NTSCでは86%、sRGBでは122%に相当します。
色域率が高いと、表現できる色の幅が広くなります。
応答速度が速い
応答速度は8msで、こちらも速い数値です。応答速度が速いほど、ペンの動きがなめらかになります。
また、ペンの遅延が少ないというアマゾンのレビューもありました。
さらに、最大60度の傾き検知機能と8192レベル筆圧感度が搭載されていますので、線の太さ・色の深さの微妙な変化をよりよく表現できます。
付属のペンはバッテリーがいらないので、電池切れで充電する必要もありません。
自由に調整可能なスタンド
スタンドと一体化しており、角度は16度から90度まで自由に調整可能です。
また、スタンドの背面にはケーブルスロットがついていて、ケーブル類を整理できます。
保護フィルム付き
保護フィルムがついているので、別に購入して貼る手間がなくなります。
画面の端まで正確にカーソルできる
画面の端まで正確にカーソルできるので、画面をめいっぱい使って絵を描けます。
XP-Pen「Artist 22セカンド」の気になる点
ショートカットキーがない
ほかの液タブと違い、Artist 22セカンドにはタブレット上にショートカットキーがありません。
ショートカットキーを使いたい場合は、別売りのAC19 ショートカットリモート (公式ストア)を使います。
液タブと同時に購入すると割引になります。
Artist 22Proとの比較
XP-Penがすでに出している22インチの別製品(Artist 22セカンドPro)と比較しました。
価格の点ではArtist 22Proが約1万円ほど安いですが、性能の点ではArtist 22セカンドが優れています。
具体的には、色域率が広い、傾き検知あり、アンチグレア保護フィルム付き、スタンドの点でArtist 22Proよりも勝っています。
まとめ
Artist 22セカンドは、性能と価格の点でバランスが取れた製品です。
特に飛びぬけて優れた部分はありませんが、性能はすべて平均以上で、価格は抑えられています。
こだわりはないけど、新しくて間違いのない21.5インチの液晶タブレットが欲しいという人におすすめです。
また、21.5サイズの液晶タブレットを比較した記事もあります。
購入は公式ストアがおすすめ
Artist 22セカンドは、AmazonとXP-Penの公式ストアから購入できます。
XP-Penの公式ストアだと割引で購入でき(44,980円)、通常の期間より長い保証期間(18ヶ月)がつくので、公式ストアからの購入がおすすめです。
また、ほかにイラスト制作ソフトと教育用アプリが特典としてつきます。送料も無料です。
*時期によって特典が終了している場合があります。